HOME食事について

1.食事の大切さ

人間も毎日ファーストフードやインスタント食品ばかりを食べていると偏った栄養素しか
摂取できず、生活習慣病にかかる恐れがあるように、ペットも偏った食事をしていると
様々な病気を招く恐れがあるのです。
ペットのための病院は人間と違って保険がききません。ペットが病気にかかると精神的にも、
経済的にも、飼い主さんの大きな負担
となります。大切なペットと一日でも長く過ごすために、
食事の大切さを見直してみませんか?

2.食事の選び方

まずは製造年月日のあたらしいものを選ぶようにしましょう。
”特売だったから”といって、小型犬や子犬の食事を何十キロも買うと脂質の変性などを招くことが
ありますので、2~4週間で食べきる量を購入し、小分けにして冷蔵庫に入れるか乾燥材を入れて
直射日光にあたらない場所で保管する
など注意してください。

次に、自分のペットに合った食事を選びましょう。
老犬・老猫には”シニア用”などの年齢別、肥満気味のペットには“ダイエット用”、
アレルギーを持っているペットには“アレルギー用”、そして持病のあるペットには獣医師処方の
“疾患別の食事“など、食事もペットの人生で変化していくものです。
その子の年齢や状態に応じてフード・食事回数・量を変えるよう心がけてください。

3.人間の食べ物を与えない

人間にとって必要な栄養素とペットにとって必要な栄養素は種類も量も異なります。
犬と猫でも異なりますので、猫にドッグフードを与え続けると目や心臓に疾患を招く
恐れもあります。
人間の食事はペットにとって嗜好性が高いため、人間の食べているものを欲しがるペットが
多いのが現状ですが、”あげないのはかわいそう・・・”と人間の食事を与え続けていると
様々な疾患を引き起こしたり、持病の悪化につながる原因となり、
結果ペットが苦しむことになりかねません。

市販のペットフードも全てが安全でバランスの取れた栄養素を満たしているわけではありません。
中には嗜好性を追求した食事もあるのが現状ですので、しっかりと獣医師等に相談し、
ペットフードを決めるようにしてください。

4.食器の選び方

ご飯と水は別々の食器にしましょう
ペットの食器は清潔であることが大切です。食事ごとに食器を洗い常に清潔にしておきましょう。

ペットに応じた食器を選びましょう
油分を含んでいるペットフードも多いので、できれば匂いの付きにくいステンレスや陶器がお勧めです。
食器の高さや深さはペットの種類や顔の形状に応じて選ぶようにしましょう。

食欲のない子や老犬・老猫はフードを少し温めてあげると食欲が増すことも少なくありません。
その場合、電子レンジ対応食器かチェックしたうえで食器を購入するようにしましょう。